【実はチャンスあり?】CADオペレーター兼事務職ならスキルが浅くても採用されるって本当?異業種からの転職もアリ!

CAD

こんにちは!

「CADを勉強してみたけど、まだスキルが浅くて自信がない…」
「未経験だけど始めてみたい」
「これまでの職場と業種が変わるから不安」
「3D CADは触ったことがないけど大丈夫かな?」
という悩みを抱えていませんか?

実はそんな方でも、採用されやすいお仕事があります。

それがCADオペレーター兼事務職というポジション。

実はこの職種、CADスキルが浅くても採用されやすいという特徴があるんです。

また、

  • 「2D CADの経験があるけれど、3D CADも覚えたい。」
  • 「これまで電気設備のCADオペだったけど、空調や衛生も学びたい。」

などの他業種へ転職にもチャンスが多いんです!

この記事では、

  • 実務未経験の分野でも採用される可能性がある理由
  • 3D CAD未経験でも採用される事例

なども含めて、CAD+事務という働き方のリアルを詳しくご紹介します。

 

CADオペレーター兼事務ってどんなお仕事?

「CAD+事務」は、建築・設備・土木・製造など、さまざまな業界で見られる職種です。
仕事内容は以下のように大きく2つの分野に分かれます。

CAD業務:図面修正、簡単な作図、トレース補助など
事務業務:資料作成、電話応対、伝票整理、来客対応など

職場によってはCADと事務の割合は異なりますが、「CADがメインではなく、事務仕事の延長で図面も少し触る」というケースが多いです。

つまり、ハイレベルな設計力やCADの専門知識はそこまで求められない場合が多く、比較的ハードルが低い職種とも言えます。

CAD初心者の頃は、難しいことを頼まれたりしないか、ドキドキの毎日でした。
なので、“アテにされない”ほうが、むしろ気楽だったりします。

 

スキルが浅くても採用されやすい理由

実際に求人を見てみると、「CADの基本操作ができればOK」「実務未経験でも応募可」という文言をよく見かけます。その背景には、以下のような理由があります。

1. CAD作業が補助的な位置づけのため

多くの職場では、設計者の指示に従って図面を修正したり、簡単なトレースを行ったり、資料を整理したりといったサポート業務が中心なので、専門的な判断力や資格までは求められません。

構造計算や複雑な設計判断を求められることは少なく、CADソフトの基本的な使い方がわかればOKという職場もたくさんあります。

2. 中小企業では「何でもできる人材」が求められている

中小企業では「CADも事務もできる人が欲しい」というニーズが高く、多少スキルが足りなくても、人柄ややる気で採用されることもあります。

とくに地方や小規模の設計事務所、建設会社など人手不足の業界では、スキルよりも、仕事に対する姿勢や柔軟性が評価されやすいのです。

3. 事務スキルがある人にはチャンスが広がる

ExcelやWordが使える、メール対応、電話対応に慣れている、来客応対ができる…といった一般事務のスキルを持っている方は即戦力として歓迎されます。

私は派遣社員として様々な企業で働きましたが、どこもWordのスキルはそんなに高くなくても大丈夫でした。
むしろ、稀にWordで作られたデータなんか来た日にゃ、みんな、「Excelでよこせよな~!」と騒いでいました(笑)

 

よくある求人の特徴

実際に見かける求人には、こんな表現がよく使われています。

  • 「CADオペレーター補助+一般事務。未経験OK・ブランクOK!」
  • 「Jw_cad経験者歓迎(経験浅くても可)」
  • 「事務経験ある方歓迎。CAD未経験でも学ぶ意欲があればOK」
  •  「建築会社でのCADオペ+庶務。AutoCAD使用。実務未経験OK」
  •  「Jw_cadでの図面修正&事務作業。ブランクOK・時短可」
  • 「2D CAD経験あればOK!3Dは未経験でも丁寧に教えます」
  • 「電気から空調への転職歓迎!設備知識は入社後に学べます」

このように、実務経験やソフトの種類に関わらず、やる気と最低限の操作スキルがあればチャレンジできる職場が増えています。

また、パートタイムや時短勤務も比較的多く、子育て世代やシニア層の方でも働きやすい職場が見つかる可能性があります。

 

採用されやすくするためのアピールポイント

未経験者や初級者でも、「採用されやすい人」には共通点があります。
以下のようなことを履歴書や面接でアピールすると、好印象につながりますよ。

  • 「CADソフトを独学で少し触っています」
    (無料のJw_cadや体験版のAutoCADなどでOK) → 学ぶ姿勢がある人は歓迎されます
  • 「図面を読めるレベルにはなっている」
    (過去の業務で関わった経験があるなど)→ 現場理解に役立つ
  • 「事務処理や電話対応に慣れている」
    (社会人経験やExcelスキルも強みになります)→ 書類や電話対応に即対応できる
  • 「長く働きたい」「まじめにコツコツ頑張れる」
    (姿勢を重視する職場では高ポイント)
  • 「ブランクはあるけど再チャレンジしたい」 → 年齢問わず活躍中の例も多数

『グリーンサイト』を使う現場であれば、グリーンサイトを使いこなせたり、安全書類の知識があると、かなり重宝されます。

💡ワンポイント解説:グリーンサイトとは?

「グリーンサイト」は、建設現場で働く人の資格情報や安全書類をオンラインで管理できるサービスです。

協力会社ごとに提出が必要な書類や作業員情報を、デジタルで一元管理できるため、現場の事務作業を効率化できます。
最近では、多くのゼネコンやサブコンが導入しています。

竹中工務店はグリーンサイトを使わず、WIZDOM(ウィズダム)というシステムを使ってますね。

 

実はこんな方でも採用される可能性アリ!

他にも、「これでも採用されるの!?」というケースをご紹介しますね。

● CADはベテランだけど、業種が違ってもOK?

たとえば「電気設備の図面は描いてきたけど、空調は初めて」というような、業種が異なるCAD経験者も、採用されることがあります。

なぜなら、基本的なCAD操作ができることは大きなアドバンテージ

空調や給排水などの専門知識は、入社後に教えてくれる会社も多く、「図面が読める人」や「図面を丁寧に扱える人」は重宝されるからです。

以前、私が空調設備の部門にいた頃、電気設備のCADオペしか経験のない人が採用されてきました。
また、在宅勤務の仕事を探していた頃は、電気の知識がほとんど無い私でも、なぜか電気設備のオファーばかり舞い込んできたりしていました。

● 2D CAD経験しかなくても大丈夫?

「AutoCADやJw_cadは使えるけど、3D CADは触ったことがない…」という方でも心配いりません。

実際の求人には「3Dは未経験でもOK」「2D図面の修正ができれば可」というものも多く、2D CAD経験を評価して採用される例もたくさんあります。

本社・支店・営業所などが忙しい現場をサポートする「現場支援」の部署では、
異業種から来た人や2D CADの経験しかない人を、育成するつもりで採用する場合もあります。

特にTfasやRebroなどの設備系3D CADは、使いこなせる人がなかなか応募して来ないのもあり、「(TfasやRebroを使えなくても)入ってから覚えればOK」という企業も意外と多いんです。

 

【要注意!】現場事務所の場合、合う合わないがある

事務職兼CADオペレーターの募集には、「現場事務所 勤務」という案件も多いです。

でもオフィスと異なり、建設現場事務所はまだまだ男性社会の世界です。
特に「現場作業員」のほとんど男性。女性は稀です。

しかも年配男性も多いので、
「男尊女卑」「パワハラ気質」「平気でセクハラ発言」など、
ハラスメントなど、どこ吹く風という人もいます。

現場によってはトイレが男女共用とか、男性が使うトイレの掃除までさせられる…なんてコトもありました。
※大きな工事現場は掃除用の人を雇っている場合もあります。

ですので「そういうの無理!」というかたは、現場事務所での勤務は最初からやめたほうが良いです。

ちなみに私は、現場事務所勤めが大好きです♪
オフィス勤務よりも自由がききますし、女性が少ないので面倒なお局もいません(笑)

 

おすすめの学習方法(未経験者向け)

もし「CADソフトをまだ使ったことがない…」という方でも、基本操作だけでも覚えておくと安心です。

  • Jw_cad(無料):ダウンロードしてすぐ使える定番2D CAD
  • AutoCAD Web版(無料):ブラウザで練習できる公式ツール
  • YouTube:初心者向けのチュートリアル動画が豊富

「線を引く・寸法を入れる・保存する」程度の操作ができれば、補助業務としては十分スタートラインに立てます!

 

まとめ:CAD兼事務はスキルが浅くても始めやすいお仕事

CADオペレーターと聞くと、ハードルが高そうに感じるかもしれませんが、「CAD+事務」というポジションなら、基本操作だけでも採用される可能性があります。

更には他業種からの転職者にも門戸が開かれている仕事です。

2Dしか使えない方、CAD経験はあるけど設備分野は未経験という方、長いブランクがある方でも、諦める必要はありません。
実際に、そうした方が職場でしっかり活躍している例はたくさんあります。

もちろん、事務経験や社会人マナーも大きな武器になります。むしろ「CADだけのプロよりも、マルチに動ける人を歓迎する」職場もたくさんあるんです。

「ちょっと不安だけど、やってみたい」という気持ちがあれば、それだけで一歩前進です。
まずは求人検索で「CAD 事務」「CAD 補助」などのキーワードを入れて探してみてくださいね。

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