こんにちは!
この記事では、保育園で仲良くしているママ友のAさん(30代・2児のママ)から、実際に相談された内容をもとに、未経験でもCADオペレーターになれる方法を、わかりやすくまとめてみました。
(ちなみにママ友と言っても私は孫の送迎なので、ママとババです 笑)
私はふだん、在宅でCADオペレーターとしてお仕事をしているのですが、ある日Aさんにこんなふうに聞かれたんです。
「CADって仕事でよく聞くけど、実際に何から始めたらいいのか分からなくて…」
CADには前から興味があったそうで、どんな仕事かもざっくりとは理解していたAさん。
でも、いざ「やってみよう!」と思っても、最初の一歩が分からない…という状態だったんですね。
この記事では、そのとき私が伝えた
「CADオペレーターを目指すために必要な5つのこと」
を、同じように迷っている方に向けてご紹介します♪
1. CADオペレーターってどんな仕事?どんなスキルが必要?
AさんはCADの基本的な意味や役割は知っていたので、ここではもう少し具体的な仕事内容をご紹介しました。
CAD(キャド)は、パソコンで設計図や製図を描くためのソフトのこと。
建築、設備、機械などさまざまな分野で使われていて、設計者やエンジニアの指示をもとに図面を仕上げていくのがCADオペレーターの仕事です。
単純に線を引くだけでなく、図面の中には寸法、注釈、レイヤーの使い分けなど、さまざまなルールがあります。
最初はとまどうかもしれませんが、慣れてくるととても奥深く、やりがいのある仕事です。
業務はパソコン上で完結することが多いので、在宅ワークもしやすく、子育て中でも取り組みやすい職種なんですよ。
特に最近はリモート対応の求人も増えてきているので、フルタイム勤務が難しい方にもおすすめです。
2. パソコンが得意じゃなくても大丈夫?
Aさんも「CADって難しそうだし、パソコンに自信がない…」と心配していました。
でも、CADソフトの操作自体は慣れれば直感的ですし、基本的なパソコンスキルがあれば十分スタートできます。
たとえば、
- フォルダやファイルの操作(保存・移動など)
- マウスの基本操作
- キーボード入力
- エクセルやメールの基本操作
- PDF化
このあたりができれば、CADの学習にすんなり入っていけます。
実際に私の周りでも、CAD未経験・パソコン苦手だった方が、半年後にはトレース程度の図面なら、サクサク描けるようになった例はたくさんあります。
「覚える気持ち」と「続ける根気」が一番の武器です。
3. 未経験OKの仕事ってどこで探すの?
Aさんのように「未経験でも仕事にできるの?」という声はよく聞きます。
実は最近、未経験者を歓迎するCADオペレーター求人も増えてきているんです。
探し方としては:
- 「CAD 未経験」などのキーワードで求人サイト検索(Indeedや求人ボックスなど)
- ハローワークで職業相談(PCスキル講座も案内してくれることあり)
- オンラインスクールの就職サポートを活用(キャリア相談が受けられる講座も)
特に建築・設備業界では人手不足もあり、「育てる前提」で採用してくれる会社も増えています。
30代や40代前半と比べ、年配者の場合は全くの初心者は厳しい面もあります。
ただ、3D CADで施工図を描けるとか、BIMを扱えるなどのスキルまで到達すれば十分チャンスはあります。全てはやる気次第です!
また、クラウドソーシングなどを使って、まずは小さな在宅案件からチャレンジするのもひとつの手。
自分の生活スタイルに合った働き方を選べるのがCADオペレーターの魅力です。
4. 勉強するならどこから始めればいい?おすすめのソフトと学び方
Aさんが一番悩んでいたのが、「何から手をつけたらいいのか分からない」という部分でした。
私が最初におすすめしたいのは、「AutoCAD」や「JW-CAD」。
どちらも実際の現場でよく使われている定番ソフトです。
- AutoCAD:世界的に使用されている有料ソフト。操作性が高く、企業での導入も多い。
- JW-CAD:日本製の無料ソフト。公共建築や住宅関連の図面作成に強い。
私の経験上、スーパーゼネコンさんはAutoCADの利用が多く、
地元のゼネコンさんは、大手でもJw_cadを利用している企業がまだまだあります。
学習方法としては、
- YouTubeなどの無料チュートリアル動画(「AutoCAD 初心者」などで検索)
- 初心者向けの書籍(図解が多くてわかりやすいものがおすすめ)
- オンライン講座(Udemyなどで数千円から始められる講座も)
また、最近では自治体や職業訓練校で無料または格安のCAD講座を開講しているところもあるので、地域の広報誌やハローワーク情報をチェックするのもおすすめです。
Aさんには、「まずは無料動画で操作の雰囲気を見てみて、それから合いそうなら書籍や講座で基礎を固めてみるといいよ」と伝えました。
ポイントは、見るだけじゃなくて実際に手を動かすこと!練習を重ねてこそ、確実にスキルは身につきます。
5. 続けられるか不安…そんなときは?
「途中で挫折しちゃいそうで不安」とAさんは言っていました。
でも、CADは一度に完璧に覚えるものではなくて、コツコツ積み上げていくもの。最初から全部できなくて当然です。
私自身も、始めたころは分からないことだらけ。でも、
- 分からないことはすぐ調べる
- 気づいたことはメモする
- 少しずつ達成感を味わう
この3つを意識していたら、気づけば「仕事」として安定して働けるようになりました。
とくにおすすめなのが、「小さな目標を立てる」こと。たとえば、
- 今週は図形の描き方を覚える
- 来週は図面の保存・印刷までやってみる
- 1ヶ月後には課題図面を1枚完成させる
このように区切って取り組むことで、達成感が得られ、前向きに続けやすくなります。
まとめ:Aさんとのやりとりから感じたこと
CADオペレーターは、専門的な知識が必要そうに見えるかもしれませんが、未経験からでも十分目指せる職種です。
今回お伝えした5つのポイント:
- CADオペレーターの具体的な仕事を知る
- 基本的なパソコンスキルがあれば大丈夫
- 未経験OKの求人は意外と多い
- AutoCADやJW-CADを使って、まずは手を動かしてみる
- 焦らず、コツコツ学ぶ気持ちが大切
Aさんのように、「興味はあるけど最初の一歩が踏み出せない…」という方は、まず無料動画を見てみることから始めてみてください。
そして、もし周りにCADの経験者がいたら、思い切って質問してみるのもおすすめです。
ちょっとしたアドバイスが、あなたの背中を押してくれることもありますよ。
小さな一歩でも、行動に移せばきっと次が見えてきます。
それでは、あなたのCADライフのスタートを心から応援しています!