【2025年最新版】Tfasのままで大丈夫?空調・衛生設備の図面屋こそRebroを今すぐ学ぶべき理由

CAD

Rebroを覚えなきゃ!と心底で感じた出来事

こんにちは♪

在宅で設備施工図の仕事をしている私ですが(Tfas利用)、ここ最近になって「Rebro(レブロ)を本気で学ばなきゃ!」と焦り始めた出来事がありました。

以前、「TfasからRebroへ乗り換える企業が増えている」という記事を書いたことがありました。

 

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そのときも「たしかにRebroに移行してる会社が多いよね」と感じてはいたのですが、正直、どこか他人事でした。

ところが最近、ある出来事がきっかけで「これは急いでRebroをマスターしないとヤバい!」と心から思うようになったんです。

 

「もうTfasじゃ追いつかない」――業界のリアルな声

まず最初のきっかけは、ある大手サブコンの管理職の方とお話する機会があったこと。

その方いわく、
社内ではもうほとんどTfasからRebroへ完全シフトしている
とのこと。

Tfasを使っている現場も残っているけれど、ごくごく少数だとおっしゃってました。

なので、私のような外部のフリーランスにも、Rebroで納品してもらうのが基本だそうです。

「えっ…そこまで進んでるの?」
と内心びっくり。

私も以前、大手サブコンで勤務していて、
10年ほど前から設備系のCADは、Rebroへシフトして行く流れは感じていました。

でもその流れは、まだまだ緩やかでした。

コロナ禍前まで所属していた大手サブコンでも、まだまだTfasの占める割合が、圧倒的に多かったです。

ところが!
たった数年のうちに、Rebroへと急速に流れが変わっていたのです。

私はずっと在宅ワーク中心だったため、浦島太郎になっていたようです。

 

地元の設備会社でも「Rebro必須」で大慌て!

さらに驚いたのが、
これまで私にTfasで仕事を依頼していた地元の設備会社さんたちの変化です。

ゼネコンから“Rebro必須”って言われて…
「急遽、Rebro覚えなきゃいけなくて…」
と、複数の会社が焦っている様子。

しかもBIM案件だったそうで、「BIM=(設備会社は)Rebro」という図式が当たり前のようになってきているのを肌で感じました。

言い換えると、“Rebro必須”=(この工事はBIMだな)と推測できるようになりました。

 

 

設備業界のCADシフトはこう変わった!

ちょっと前までは…

  • 大手サブコン → Tfasに移行
  • 中堅の設備会社 → 大手に倣ってTfasを導入
  • 小さな会社 → 余裕があればTfas。多くは、まだJw_cad

という構図でしたが、それが今では、

  • 大手サブコン →Rebroに移行
  • 中堅の設備会社 → BIM化が進み、否応なしにRebro導入
  • 小さな会社 → TfasやJw_cadを継続中。Rebroはまだ様子見

つまり、以前、ドドーッとTfasへシフトした時と同じような現象が、いまRebroに訪れているのです。

 

フリーランスCADオペの私が感じた危機感

私のように、フリーランスでTfasで図面を描いている人間も、うかうかしていられないのを今回は強く感じました。

今はまだTfasの仕事が多くとも、Tfasの仕事は確実に減少していくでしょう。

Rebroを覚えないと、今後「仕事が激減する可能性が高い」という危機を抱き始めました。

でも今のうちならば、Rebroが使える人材は地方ではまだまだ足りておらず、「練習レベルでいいからお願い!」と依頼が来るケースも少なくありません。

実は、私のところにもすでに何件か、
「Rebroを貸すから、覚えて図面を描いて!」
な~んて仕事が舞い込んできています。

 

Rebroを学ぶには「BIM」の理解も不可欠

Rebroは単に“新しいCADの操作を覚える”だけでは済みません。

BIMの知識も必須となるので、
・Jw_cadを使っていたがAuto CADの勉強を始めた
とか、
・Auto CADを使っていたがTfasの勉強を始めた
というのとは、ちょっと事情が異なります。

RebroはBIM(Building Information Modeling)の要素が強く、単に線を引くという感覚では通用しません。

たとえば、配管が機器と連動して自動でつながったり、属性情報がデータとして入っていたり――
そういったBIM特有の仕組みに慣れることも大切です。

つまり、「CAD操作を覚える」だけではなく、「BIM的な考え方」にも慣れる必要があります。

 

無料で学べるRebro講習もある!

「とはいえ、いきなりRebroのソフトを買って練習なんて無理!」
…と思った方、ご安心ください。

実は、Rebroには無料で学べる講習動画やWebラーニングが用意されています。
Rebro公式サイトでも、導入企業向けだけでなく、外部の人も視聴できる動画があるんです。

▶ 関連記事:Rebroって無料で使えるの?

 

私もこの無料コンテンツを活用しながら、少しずつBIMの考え方やRebroの操作を習得中です。

Rebro必須の工事に焦った複数の設備会社さんから、教育用Rebroの提供があり、お陰でRebroの習得に困らなくなりました。

 

私のこれから:練習レベルから施工図作成へ!

実はつい先日、「Rebroが必要な案件を受けてしまった…助けて!」という声をあげた設備会社さんから、
「あなた、ちょっとでもRebro触ってたよね?お願い!」と懇願され、施工図作成に入ることになりました。

もちろん、完璧には扱えません。
だけど今は、「練習レベルでもお願いしたい!」という会社が増えてきたのを実感しています。

これ、今のうちにRebroを練習しておけば、しばらくは仕事に困らないというチャンスでもありますよね!

 

まとめ:Tfasだけでは不安な今後、Rebroを少しずつでも始めよう!

設備業界のCAD事情は、いま確実に「Tfas→Rebro」へとシフトしています。

フリーランスであっても、在宅で仕事していても、無関係ではいられません。

  • Rebro=BIM案件の主流CAD
  • 地方でもRebro人材は足りない
  • 練習レベルでもチャンスあり
  • 無料で学べるコンテンツも豊富

焦らなくても大丈夫。だけど、のんびりもしていられません。
私と同じように感じた方は、ぜひ今のうちからRebroに触れてみてくださいね♪

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