こんにちは。
今回は、設備CADソフト「CADWe’ll Tfas(キャドウェル ティーファス)」について、よくある質問にお答えします。(一般的にはTfas「ティーファス」と呼びます。)
それはズバリ、
「Tfasって高いって聞くけど、無料で使える方法はあるの?」
という疑問。
これからCADを学んでみたいという方にとって、最初に気になるのがコストですよね。
特にTfasはプロ向けのソフトというイメージが強く、「試しに使ってみたいけど…」と悩む方も多いです。
そこでこの記事では、以下のようなポイントをわかりやすくご紹介します。
- Tfasは無料で使えるのか?
- Tfasを触れる方法はある?
設備系CADの導入を検討している方、Tfasに興味がある方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

私も昔は、Tfasをマスターしたくて。
なんとか無料で学べないかと、よく手段を調べたものです。
結論:Tfasを無料で使うことはできない
まず最初にお伝えしておくと、
Tfasには無料体験版やフリープランは提供されていません(2025年5月現在)。
Tfasは、株式会社ダイテックが開発・提供している建築設備専用の業務用CADソフトです。
空調、給排水、電気などの施工図作成に特化しており、機能性も非常に高い分、個人で気軽に試すにはハードルがあります。
したがって、個人が自宅でTfasを無料でインストールして練習する、ということは基本的にできません。
ただし、「無料ではないけど、Tfasを実際に操作できるチャンス」はいくつか存在します。
次の章で、その方法を詳しくご紹介していきます。
方法①:ダイテック主催のセミナーや講習会に参加する
Tfasの開発元であるダイテック社や販売代理店が主催する公式セミナー・研修に参加すれば、講習の中で実際にTfasを操作できます。
- オンライン形式もあり、自宅から参加可能な場合も
- 初心者向け〜実務者向けまでレベルに応じた内容
- 講習費用は数千円〜数万円と幅がありますが、内容は非常に実践的
特に法人や建設業向けに提供されているケースが多いですが、個人でも申し込み可能な講座もあります。
🔗 公式サイトはこちら:
https://www.daitec.jp/index.html
方法②:職業訓練校や専門学校で学ぶ
もう一つの選択肢が、公共職業訓練(ハローワーク経由)や、民間のCADスクールでTfasを扱っているコースに申し込むことです。
職業訓練校の中には、「設備CADコース」「施工図作成コース」など、Tfasが導入されているカリキュラムも存在します。
費用も比較的安く、無料または数千円程度で受講できる場合もあります。
方法③:設備系企業に就職して業務の中で学ぶ
もっとも現実的かつ確実なのが、Tfasを導入している設備会社・建設会社に就職するという方法です。
- 未経験でも「CAD補助」や「図面修正オペレーター」として採用される例あり
- 実務の中でTfasの使い方を覚えることができる
- 就業中に講習やマニュアル研修を受けられることも
特に人手不足の業界では、CAD経験が浅くても「やる気重視」で雇ってもらえることも多いので、求人サイトで「Tfas」「設備CAD」などで検索してみましょう。

私がTfasを学べたのは、Tfasを導入している某サブコンの現場事務所に、事務兼CADオペレーターの派遣社員として採用されたのがきっかけでした♪
ちなみにそれまでは、Tfasを一度も触ったことがありませんでした(他の3D CADの経験はアリ。)
方法④:Tfasの時間課金で“ちょこっと練習”する
どうしてもTfasをいじれるチャンスが訪れない場合は、「CADスクールに通うよりは安い。」と割り切って、Tfasをレンタルするという手もあります。
Tfasには時間単位で利用できる「時間課金レンタルプラン」が用意されていて、短期間&短時間で利用するなら、このプランが一番低コストでTfasを使えます。
⏱ Tfasの時間課金料金は?
2025年5月現在、以下のような料金設定になっています。
- CADWe’ll Tfas 14(統合版):407円/1時間(税込)
- CADWe’ll Tfas 14 E(電気設備専用版):297円/1時間(税込)
※課金は0.1時間(6分)単位で行われ、使った分だけ支払えばOK。
※支払いはクレジットカードのみ対応です。
たとえば、「今日は1時間だけ練習してみよう」といった短時間の利用も可能なので、高額な買い切りライセンスに比べてハードルがグッと下がります。
💡 時間課金を上手に活用するコツ
- 事前に「何を練習するか」をメモしておくと効率よく使えます。
- ソフトを起動している間は常に課金対象なので、
使わない時は必ず終了することを忘れずに!!!
時間課金プランなら、「まずはTfasに触れてみたい」「ちょっとだけ練習したい」という方にもぴったりです。ぜひ、この機会にTfasを体験してみてください。

私は、仕事を振ってくれる会社から、いつもTfasをお借りしております。
最初は時間課金だったのが、仕事量が多かったせいか、やはりかなりお金がかかったのでしょう。
月額レンタルに変更になったことが何度かありました。
月額レンタル以上はかなり高額という話も聞きますので、練習が目的の場合は、時間課金を上手に利用しましょう!
🔗 公式サイトはこちら:
👉 ダイテック Tfasレンタルプラン公式ページ
YouTubeでもTfasの操作感を体験できる
最近では、Tfasの操作を解説しているYouTube動画も増えています。
- 実際の画面操作を見ながら、操作の流れがつかめる
- マニュアルよりもわかりやすいと評判
- 設備CADオペレーターや講師が丁寧に解説
🔍「Tfas 操作方法」「Tfas 使い方 初心者」などで検索してみましょう。
まとめ|Tfasは無料ではないが、学ぶ方法はある!
- Tfasには無料版はない(体験版もなし)
- でも、公式セミナー・職業訓練・企業での実務などで操作経験は積める
- 時間課金プランを利用して練習する
- YouTubeでの予習もおすすめ!
Tfasは確かにハードルが高いソフトかもしれませんが、その分スキルを身につければ建設・設備業界で重宝される人材になれます。
「まずは無料でできることから始めたい」という方は、Jw_cadやYouTubeなどを活用しつつ、将来的にTfasにチャレンジする流れがおすすめですよ!