メルカリでCADスキルを売るには?図面の技術を“商品”に変える方法を考えてみた

CAD

こんにちは。

実はわたくし、「CADスキルをメルカリで活かせないか?」という突飛なことを思いついてしまいました。

これまで、noteBrainといったスキル販売プラットフォームについても調べてきましたが、ふと「日本で最も身近なフリマアプリ・メルカリで、図面のスキルが活かせるとしたら?」と気になって、実際に調べてみました。

私の若い頃は、何か売るなら「ヤフオク!」って感じでしたが、いまはメルカリが飛ぶ鳥を落とす勢いって感じですね。

調査の結果、「やり方を工夫すれば十分に販売可能」だとわかりました。

特に、在宅でCADの仕事をしている方や、図面制作のスキルを持て余している方にとっては、ちょっとした収益のチャンスにもなります。

この記事では、CADスキルを持っている方がメルカリで

  • どのように図面技術を“モノ”として販売できるのか
  • 注意点や活用法

など、実用的な視点でまとめました。

メルカリでスキルを売るときの基本ルール

まず大前提として、

メルカリでは無形商品(PDFデータ・メール納品など)の販売は禁止されています。つまり、PDFデータやメールで「CAD図面のデータだけ売ります」という出品はNGです。

でも、そこをうまく工夫すれば大丈夫。

たとえば、

  • 図面を紙に印刷して送る
  • USBメモリに保存して郵送する

など、「手に取れる形」にしてしまえば、出品は可能です。

 

どんなCADスキルなら売れる?需要はあるの?

「図面なんて、買いたい人いるの?」と思うかもしれませんが、意外とニーズがあるんです。

たとえばこんな方々:

  • DIYでちょっとした住宅の図面が欲しい人
  • 小さな工務店やリフォーム業者で、図面だけ外注したい人
  • フリーランス設計者が、忙しい時に試しに頼みたいケース

いずれも「ちょっとだけ頼みたい」「1枚だけ作図してほしい」というニーズが多いので、メルカリのライトな販売スタイルと相性がいいのです。

 

実際にどうやって出品する?図面を“モノ化”する方法

出品タイトルの一例:

  • 「配管施工図(手描き→CAD化)A3印刷付きでお届け」
  • 「住宅平面図/AutoCAD対応/印刷+USB納品」
  • 「Jw_cad対応/簡易配線図の清書+印刷サービス付き」

出品内容の例:

  • 図面をA3やA2サイズで印刷して郵送
  • データをUSBメモリやCDに保存して、図面とセットで発送
  • 「使用目的」をヒアリング→簡易図面作成→成果物を納品

大事なのは、必ず「印刷物やUSBなど、何かしら“モノ”として届ける形にする」ことです。

 

NG出品例(メルカリの規約に反する可能性あり)

「CAD図面(PDFデータ)をメールでお送りします」
「LINEでデータをお送りします」
「PDFダウンロードURLを送信します」

これらはメルカリの規約で禁止されている「無形商品」に該当し、削除・警告対象になる場合があります。
気をつけましょう。

 

他の出品と差をつけるコツ

メルカリでは価格よりも「わかりやすさ」「信頼感」「ていねいさ」が大きなポイントになります。

独自の工夫①:

  • 「図面をあまり見慣れていない方でも理解できるよう、注釈やレイアウトに配慮しています」

独自の工夫②:

  • 「配管・電気・空調など、用途に応じた表記ルールや図面の種類に対応できます」

独自の工夫③:

  • 「納期はできるだけ短く設定しています」「修正2回まで無料で対応」など、付加価値を明記

こういったことを商品説明欄に書いておくと、「お願いしてみようかな」と思ってもらいやすくなります。

 

どんな人に向いている?

  • AutoCAD、Jw_cad、Tfas、Rebroなどで作図ができる
  • 図面の見た目を整えるのが得意
  • 印刷やPDF化に慣れている

「長年現場で図面を描いてきたけれど、今は在宅で何かできることはないかな?」と考えている方にとっても、試す価値のある方法だと思います。

スキル販売は他のプラットフォームでも可能

スキル販売ができるのはメルカリだけではありません。自分のスタイルに合った場所を選ぶのも大事です。

サイト名 特徴 URL
ココナラ  CADスキルや作図代行で出品者多数 https://coconala.com
SKIMA  イラスト中心だが技術系出品も可能 https://skima.jp
note ノウハウ共有、CAD解説コンテンツ向き https://note.com

 

【番外】難易度は高いけれど・・・

やや難易度が高めですが、

「ペーパークラフト」

にそこそこ需要があります。

紙で作るミニチュアの建物などが出品されていて、昭和レトロな建物などはとても人気があります。

建築図を描いている人は、立面図を描き慣れているかと思いますので、どんな出品があるのかをリサーチして、挑戦するのもアリかなぁ…と思います。

 

まとめ:図面スキルは、ちゃんとした“商品”になります

CADを扱えるというのは、非常に専門的なスキルです。
それを「紙」や「USB」など「形のあるもの」として工夫すれば、メルカリでもしっかり販売可能だという事が分かりました。

とは言え、

「メルカリでCADスキルを買おう。」

という需要が現状はありません。

だったら、ココナラやnoteで売ったようがいい!ってなっちゃうよね~。

でも、メルカリという巨大なプラットフォームを、このまま見過ごすのはもったいない!

ペーパークラフトを販売している人のように、要はアイディア次第。
このまま引き続き、考えてみようかな~と思います。

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