「CADオペレーターって聞いたことあるけど、実際どんな仕事をしているの?」
「資格もないし、パソコンもあまり得意じゃないけど、挑戦できるのかな…?」
そんなふうに思っている方も多いのではないでしょうか。
実はCADオペレーターは、
未経験からでも始めやすく、在宅や副業としても注目されているお仕事
なんです。
この記事では、
・CADオペレーターの仕事内容
・未経験でもスタートできる理由
・最初にやるべきこと
などを、やさしく解説していきますね。
1. CADオペレーターってどんな仕事?
CAD(キャド)とは、「Computer Aided Design」の略で、パソコンを使って図面を作成するツールのこと。
CADオペレーターとは、この、
CADソフトを使って図面を作成したり修正したりする専門職
です。
主な仕事内容は次のようなものです:
- 建築や設備の図面を清書・修正する
- 設計士やエンジニアからの指示をもとに図面を描く
- すでにある図面の一部を変更する
- 図面に寸法や部材名を記入する
図面といっても、
・建築
・設備
・機械
・電気
など、さまざまな分野がありますが、
オペレーターは「設計者の補助」的なポジションであることが多いため、設計の専門知識がなくてもできる業務も多くあります。
ちなみに、とある派遣会社さんは、
・補助的なポジションの役割をCADオペレーター(略してCADオペ)
・施工図を自力で描ける人を「施工図技術者」
とし、職種のカテゴリーを別にしているようでした。
(そうなると私はCADオペレーターではなく、
施工図技術者の分類に入るのかも知れません。)
2. 未経験でも始められる理由は?
✅ 理由①:補助的な作業からスタートできる
CADオペレーターは、最初から難しい設計を任されるわけではなく、
すでにある図面の修正や清書など、比較的シンプルな作業から始めることができます。
これなら、未経験の方でも安心して取り組めますよね。
✅ 理由②:無料や低価格で学べる教材が豊富
今は、YouTubeや無料のオンライン講座、独学できるテキストも充実しています。
「まずは無料で試してみようかな」と気軽にスタートできる環境が整っているため、高額なスクールに通わなくても、ある程度までは自分で学ぶことが可能です。
✅ 理由③:初心者向けの求人も増えている
「CADオペレーター 未経験歓迎」といった求人も意外と多く、派遣やパート、業務委託など、働き方も選べるようになってきています。
特に建築や設備系の業界では、CAD操作ができる人手が常に求められています。
3. CADオペレーターに向いている人は?
CADオペレーターに向いているのは、こんな人です:
- コツコツと作業するのが好き
- パソコン操作に抵抗がない
- 正確さや几帳面さがある
- 図形を見るのが好き・得意
特に主婦の方や60代の方など、「将来的には在宅で、静かに仕事をしたい人」にはぴったりな職種といえるでしょう。
4. どんなソフトを使うの?
CADソフトにはいろいろありますが、初心者におすすめの代表的なソフトは以下の通りです:
- Jw_cad (ジェイダブリューキャド)
無料/建築業界で人気。まずはこれからスタートする人が多い - AutoCAD (オートキャド)
有料/世界的に使われている業界標準ソフト - CADWe’ll Tfas(キャドウェル ティーファス)
有料/設備設計に強いCAD。建築設備の分野で需要が高い
「どんな仕事をしたいか」によって使うソフトも変わるので、まずは無料のJw_cadから始めてみるのもおすすめです。
5. 未経験から始めるためのステップ
ステップ①:どんなCADがあるか調べてみる
まずはYouTubeやブログで「Jw_cadとは?」「AutoCADとは?」などを検索して、どんなソフトがあるかを知ってみましょう。
ステップ②:無料ソフトをインストールして触ってみる
とりあえず使ってみるのが近道!Jw_cadなら無料なので、試しに図形を描いてみましょう。
ステップ③:基本操作を学ぶ
ネットで「Jw_cad 使い方 初心者」などで検索すれば、たくさんの入門講座が見つかります。
ステップ④:クラウドワークスなどで簡単な案件に挑戦
慣れてきたら、「図面のトレース(なぞり書き)」などの簡単な仕事からスタートしてみましょう。
まとめ:CADオペレーターは未経験からでも始められるチャンスあり!
CADオペレーターというと、専門的で難しそう…と思いがちですが、実際は「補助作業」「図面の清書」といった内容も多く、未経験からでも十分スタートできるお仕事です。
コロナ以降は、在宅可能なCADの案件も増えてきました。
ですので最初の一歩を踏み出せば、将来は「在宅で図面を描く仕事」が現実になりますよ♪
「自宅でコツコツ働きたい」「新しいスキルを身につけたい」と思っている方は、ぜひ一度、CADの世界をのぞいてみてくださいね!